ほんとうのディフェンシブ株投資で年率20%ブログ

株歴4年目の兼業投資クラスタが相場需給に忠実に、年率20%以上のリターンを実現します。

7月成績と来月の見通し(あと反省も…)

いやー1ヵ月みなさんお疲れ様でした(汗)ブログに手を付けられなかったのは単に仕事の都合もあるのですが、あまり相場を見れていないままだったので、記事にならないようなメモばかり貯まってしまった感じです。

さて、この間いろいろと世の中も大きく動きましたし、なによりデカいといえばやはりポケモンGOの大ヒットでしょう。配信3週間目でなお配信する全ての国でトップを独走している現状、しかもこれまで世界市場とは見えない壁で囲われているような状況だった日本でも1位キープ中なのですから、本当に前代未聞の規模であることは間違いありません。

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しかしぽこぺん太も慎重に動くつもりが、任天堂の値動きとアプリセールスの実績を見てついスケベ心が…端的に結果だけお伝えすると、日本配信後の任天堂株急落に巻き込まれてしまった格好です。金曜日引け後の、任天堂からのまるで他人事のような冷めたIRが無ければさすがにマイナスまではいかなかったと思うのですが後の祭り…(しみじみ)

7月は前半でほぼ利食いを終わらせて、取引をしない日のほうが圧倒的に多かったお休み期間だったのですが、後半の任天堂下落で今年の損としては最も大きいものになってしまいました。約27万ほどのマイナスですので、前月分は全て飛んだ形です。

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損失の額自体よりも、やはり季節とタイミングからして「夏は要注意!」ということがあらためて心に刻まれました。かつてのガンホーの急落や日経のピークアウトなど、ここ数年の夏の動向からして注意はしていたのですが、それでもこの結果。相性が悪いとしか言えませんね…

任天堂株の売買代金を見ても、相当な数の参加者に被害がおよんでしますし、深く考えても仕方ありません。前例の無いケースでどこまで上がるか下がるか、いわゆる「勉強代」とまでは言いませんが経験にはなったと思います。

 

ここからは切り替えて8月の相場にキチンと向かい合うのが重要です。決算期でもありますので、7月はほぼ値動き無かったようなところを今日付けでいくつか買っておきました。

日銀の追加緩和も、出尽くしというよりは下値リスクの低減につながったのではないかと見ています。次回会合への期待もにおわす発表の仕方だったようですし、このあたりはさすがに上手いなあと思ってしまいますね。

 

2016年6月の成績と来月の見通し

またまた一週間ほどのごぶさた更新でした。ブリグジットショックの影響で下げまくった状態のPFを見ると考察のつもりが愚痴っぽい記事になってしまうかなとか、いろいろ考えてしまいちょっと時間をおいた感じです。
 
しかしあっという間に今年も上半期が終了ですね。特に先行き不透明な相場が続くと、なおさら体感時間も早く過ぎていってしまうように思います。
 
さて、まずは6月の運用成績についてですが、前半にちょこちょこと利食いを重ねていたこと、後半はキャッシュ残しつつ下値で買えたものはホールドということもあり、プラスで終わりました。
 

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年初からの累計では74万ほど。下半期にどの程度伸ばせるかは現在のPFの切り返しの程度に左右されそうですが、基本方針は今のところ変えるつもりはありません。例年、夏は大きく下げることが多く今年も参院選前後あたりにガクッとくる見通しだっただけに、英国民投票きっかけの暴落が先に来たことで逃げのタイミングが複雑になってしまいましたね。
 
「ブリグジットショック?は政治面でのビッグサプライズではあるが、経済面での影響はリーマンショックほどではない」というのが、事前予想をはずした専門家のみなさんのご意見として主なところみたいですね。個人的には僅差で残留と考えていたので投票結果はもちろん意外ではあるのですが、そもそも残留したとしてもそれで離脱派が黙ったりせずシコリが残るものと考えていたので、“リグレジット”なんて造語が言われてるのも当然かなと見ています。つまり離脱も一筋縄ではいかないと。
 
日本市場は、先週末に続いたスペイン議会選挙が無難に終わったのもあって拍子抜けというか、商い薄いなかで売る大手も不在という状況でよく戻しましたね。イギリスの内情そのものよりも、それに続く国際情勢のバタバタの有無に、機関系の人たちの注目が集まっているということなのでしょうか。
 
PFのマイナスについては、そもそも離脱派勝利で下がってもそれまでの最安値とさほど変わらなかったという…ただ、戻るにしろそれなりに時間がかかると思っていたのですが、今日の時点でほぼ24日の下げを解消。中旬の資産高値からはだいたい7%程度のマイナスまできました。4連騰という流れと今年の月初の勝ち負けが振るわないことから明日は一服されそうですが、新興が強いのはあいかわらずな雰囲気ですね。
 
正直なところ、ブリグジットサプライズの余波で指標の数字や為替との連動がグチャグチャになってしまい、すごい勢いで株価が戻したとしても果たして適正な水準なのかが全く見えず疑心暗鬼からは離れられない状況かと思います。
 
直近の出口と考えられていた参院選前に大きく仕掛けられた場合は、今月中旬の国民投票前と同じ勢いで下げたとしてもおかしくありません。7月は、よりヘッジのタイミングを慎重にうかがっていないと厳しそうです。
 
前回記事から30日までの損益確定銘柄
1459 楽天225ベア 利確13850←12900 6/24建
3167 TOKAIホールディングス カット639←680 6/10建

意外に強い反転祭り、そしてブランジスタ兄弟の幽体離脱芸…

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約4日ぶり?の更新ですが、先週後半は下げが一巡し膠着状態だったので下限指値買いで放置して、仕事の方に集中してました。

一週間かけて売られまくってきた日本相場でしたが、ポンド円の異様な反騰につられるように買い戻しがきましたね。ですが、あまりにも重すぎる戻りのドル円が気がかりです。開票日まで下値でモミモミしていた方が、残留となった時の反発エネルギーは強くなりそうでしたが、海外の皆さんがこのタイミングだと思ったのならしょうがないから付いて行く…っていういつもの流れです。しっかし、日本で先物買いと円売りをセット取引していたという大口機関さんも帰ってきて欲しいものです。

 

個人的なポジションは、下値買いしたものがプラスにかなり貢献してくれたものの、全体としてはまだまだ、先々週時点のおよそ25%マイナスです。今週、開票前に戻しすぎと感じた場合は、下値で買えた分以外はロスカットしておくかも知れません。

また、日中に日経16000越えた場合をひとつの目安と見ていたので細々買っていた指数ブルも一部利確。新興株に関しては直近の上げに根拠が薄かった(からすごい売られた)と見る向きも多いようなのですが、原理としては下げも同じなんですよね。今後もおっそろしいような下げの場面で買うためにも心と現金余力の準備は忘れないでおきたいですね。

 

あと個別株について、今日の高騰相場の中で記念すべき(?)双子兄弟2銘柄だけのストップ安をつけたブランジスタとネクシィーズはある種見事でしたね。先週から提供を始めたクレーンゲームアプリ内で、景品獲得ランキングが見れるのですが多くの投資家とおぼしき名前がびっしりと…これもひとつの買い支えなのでしょうか。

ガンホー以来、アプリセールスの順位は大きな売買材料とされてきましたが、現在では裾野も広がって100位程度だとしても売上の数字自体はさほど悪くないようです(利益は別ですが)。まあ先に掲げた目標が月商100億レベルなのでどう見ても数十分の一といった見込み…予想されてたことですがはるかに及ばないですね。

しかしそこで株価が数十分の一になるかといえば、そうはならないのが相場の肝心なところですから、安易に追っかけ売りで参加するとまた大変なことにもなるような気がします。適当すぎる資料で堂々とホラを吹いてみせるところですから、また株価の様子を見て「買い煽り」になるものを出してくることでしょう…IR仕掛けの投機銘柄ということで引き続きネタとして見ておくのが良いのですね。

 

利益確定銘柄

1579 日経レバレッジダブル 利確10820←10642(平均)

ブリグジット下落いったんストップも上げきれず

英国リスクオフ!となった途端に一斉にさばかれてしまった日本市場ですが、本気で下値を叩き売ろうって動きは今日は見えず一旦小休止。おそらくショートカバー多めということもあり、なんとか反発まで持っていった…という感じの1日でした。

 
個人的には月曜日からの損失で数えると、だいたい今日で30%強の戻し。まだ7割残ってると思うとアレですが、あいかわらずキャッシュは保持したままなので焦らずに、小型の下値を買って埋めながら待つようにしたいですね。
 
ところで、取引を現物メインにするメリットとしてよく「下げても資産がマイナスにはならない(最悪でも借金はしない)」と言われますが、ぽこぺん太としては“それ以前”の話の方が重要で、こういった大きな下げ局面でも保証金率や建玉期限を気にしなくていいこと。つまり、ムダにプレッシャーやバイアスのかかった判断をする可能性を下げられることがあると思っています。
これはすごく重要で、「待つのも休むのも相場」などと言われましても、数日中に保証金率上げないと強制決済されるかも!みたいな場面において凡人では冷静に判断してるつもりなのに、無意識に上げるはずと思い込んで材料を探したり根拠無くナンピンしたくなる圧力が働きます。これはたぶん信用取引をしているほとんどの人が経験あるんじゃないでしょうか?
それを耐える明確な方法としては、やっぱり相当の現金資産の余裕(資産数億に対して信用は2割程度に抑えるとか)を持つことなんでしょうね。ぽこぺん太のような弱小ならばとにかく判断に強く影響する要素を排除する、つまり信用ポジションを極力持たないという選択がベターに思えます。
 
さて、明日は日銀会合の発表なのですが、新興株に関してはもともと日銀の動向と関連無く上げてきたわけですし商いも薄い中で、海外勢が「万が一」を警戒して今日買い戻したみたいな見通しは納得感薄いですよね。あきらかにブリグジット相場になっている雰囲気の中で、日銀の動向にどこまで影響力あるのかわかりませんが、仮に明日緩和策無しで商い膨らまず下げも限定的に終わった場合、日本で下値を売るリスクとか取ってる場合じゃないっていう海外勢の意思表示のような気もしますね…
 
損益確定銘柄
3698 CRIミドルウェア 利確3880←3780 昨日建

10年後しの新興大暴落到来!

週明け2日続きでの大幅下落!特に今日は新興市場ライブドアショックの年と同レベルの下げということで…絶賛みなごろし相場ですね泣

昨日はブログを書けなかったのですが、ぽこぺん太もそこそこしっかり下落していますw ヘッジとしていた指数ベアを昨日の下げの初動で利確してしまったのが悔やまれますが、基本的にはPFの主役でも無いので置いておきましょう。

買いの方針については、指数ブルをちょっと打診買いしたものの弱さに不安を感じてほぼ同値撤退。あとはキャッシュ残しつつ小幅に買っていく程度でした。しかし…今日の下落率ランキングでTOP100位までの銘柄をひとつもつかんでいないにも関わらず、前日比ではかなりダメージがありますから下落率上位の銘柄で大きめにポジション取られていた方は…って怖くなってきます!投機性の高い銘柄を後追いで触らないことが本当に唯一無二の防衛策だとあらためて感じますね。

結局のところ外部要因などにひたすら振り回されるのは日本市場の常ですから、どれだけ下げても要因が取り除かれたり忘れられない限りはその下を加味しておかないといけないのはツライところですよね。

個人的にはここでこれまでの揺り戻しをガッツリやられることで、以前も心配していた日銀会合ガッカリ売りの圧力に関してはやや弱まったのではないかと思っています。とはいえ、会合通過したから買い戻り…というのも夢見がちかと思いますし、下値での閑散ボックスが続いたりすることもありそうです。

あまりピンときてませんが、イギリス国民投票の流れは僅差残留で多少のしこりを残して通過…くらいが現実的かと思いますがどうなのでしょうね?ほっとすることも出来ないけど当面の危機ではないってくらいに落ち着くのではないかという見込みなのですが、まぁ外れても大変なことにはならないように構えは必要ですね。

 

損益確定銘柄(すべて6月13日付け)

1459 楽天225ベア 利確11930←10987 

1579 日経レバレッジダブル カット10920←10930 6/13建

 

ついに上場するLINEはなぜ功労者にしょっぱいのか?

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先週の大きなニュースのひとつとして騒がれた“四度目の正直”になるLINE上場観測。ただ「実際に上場が決まるまでが話題の旬」という目もあり、特に有価証券報告書などでこれまで不透明だった経営内部について言及されるとにわかに先行き曇空な感じがしてきます。

実際に上場後にどう動くかは通常のIPOでも市場の動向を見ないとどうとも言えないわけですが、さらに今回はNYでの同時上場というおまけ付き。ちなみに、LINEの時価総額6000億円とほぼ同規模のコナミHDですが、こちらも実は2002年から米ADR市場で上場していたものの去年4月に自主的に上場を廃止しています。

  

damonge.com

コナミHDの公式発表の通りに受け取るなら「日米同時上場を維持する経済的合理性が低下した」そうなのですが、実態としては取引高が日本(一応ロンドンでも上場している)と比べてあまりにも少ないので、メリットが無いということでしょう。

LINEもその意味ではめぼしいメリットは正直感じられないと思います。日本市場自体が海外マネーに趨勢を握られている状態なわけですし、機関投資家レベルがわざわざ出来高の低いADR株で取引する必要は低いと見られそうです。上場することがアメリカでのLINE普及の足がかりになるのかも疑問ではあります。たとえば中国で圧倒的なシェアのあるアリババが日本市場に上場したとして、日本国内でAmazonを使う人がアリババで通販するようになるわけではないですよね。Amazonが日本で普及した時もそうですがすでに競合が幅を利かせている業種では、サービスとプロモーションにすさまじい投資をしてはじめてシェア争いに参加できると思います。

もちろん個人の投資判断では、アメリカ上場が日本に先行する形になるので活用するメリットはあるかもしれません。

 

markethack.net

ぶっちゃけ日本でのLINE株の初値は、直近のアップバンクやグノシーなどの「知名度先行型IPO」の例を見ればわかるようにかなりの上値追い、ともすれば数日ストップ高という状況も考えられるためドル建てADR株で持っておくのは正しいように思えます。

日本では値幅制限で取引が行えない状態は一種の「行列効果」を生むため人気銘柄の証と言われますが、理論的には「市場取引ができない=その時間分の価値変動を無駄にしている」んですから、殺到している買い手に売れないという“機会損失”でもあるわけです(もちろん“その逆”もあります)。この埋め合わせと思えば、値幅制限の無い米国市場での上場も一部は納得です。

 

さてそこで気になるのは、この上場自体がいわゆるイグジット、つまりはIPOゴール」であるかということです。この部分いろいろ意見があるとは思うのですが、個人的には「韓国NAVER側と日本経営陣とでは目論見がかなり違うのでは?」という疑問があります。

 

headlines.yahoo.co.jp

ある程度は予測されていたと思うのですが、LINE社内における株式配分にかなりの不均衡、言ってしまえば韓国優遇の状況があるというのが今回のIPOで特に注目された点です。これに比べれば利益面でのマイナスは、成長幅こそ限られるもののまだ上向く目は十分あると見ている人も多いでしょう。

あまり“お国柄”のようなものを判断に加えるのは危険と思うのですが、いちおう現実として「韓国企業の日本企業への警戒心」そして「韓国国内での企業統治低下による問題の多発」などは確実にあります。直近ではロッテグループに代表されるお家騒動や経営権に対する敵対的行為などが横行しているとも報じられてます。日本で欧米企業型の経営を取り入れた成長ベンチャーでは、株式でも非常に高い取り分を経営陣が得ていることが多い様ですがLINEはその真逆の状態。およそ全ての決定権は韓国側に握られているわけです。日本側の経営陣がどんな目論見をもっていようと、できることと言えば0.1%にも満たない所持株を売るか持つか(そして会社を去るかどうか)というくらいです。

どうしてそんなことになっているのか?というのは、二年前の上場観測が立ち消えになったことも大きなヒントかと思います。ここにどんなやり取りがあったのかは知るよしもありませんが、韓国側が当時最高潮と思われた調達額を捨ててまで保守的に上場を先送りした背景に、“日本側への一種の疑心暗鬼”が生まれそれが今でも後を引いているようにも見えてしまいます。しかも今回は180日のロックアップ期間付きの上場となり、本当に「売られること」に対しては過剰なほどの防御をしています。

つまり韓国NAVERとしては、今のところ毛ほども売るつもりがないのではないかと見ています。米国同時上場も“浮動株比率における一極集中の可能性を下げる”という視点で見ると、残りの部分も納得できるように思えます。

その判断がはたして「LINEの今後の成長性を見込んで」なのか、それとも「韓国企業としてのプライド」に由来するのか、そこはわからないのですが少なくとも数字上はっきりとした日本経営陣への“不信”がある以上、そういう仕打ちに晒されている日本国内での普及に努めてきたLINE従業員のモチベーションたるやいかに…とは思いますね。

前任の森川社長が去ったことも関係しているのかもしれませんが、ひょっとするとLINEの今後についてもっともリスクを感じなければならないのは、フェイスブックやワッツアップと競えるかどうかというより、内側の事情によるところかも知れません。

公的マネー投入も先物下げ絶賛継続中…

今日も今日とて、メジャーSQ通過後もダラダラ下げる閑散相場でしたがいかがでしょうか?ドル円チャートとの乖離をしっかり埋めてくる展開は予想通りでしたが、ぽこぺん太的には小さい買い増しと、先月から引っ張ってたイマイチ銘柄へ謎買いが入ったタイミングでトントン決済ぐらいのものでした。
もう少し上下に激しいかとも思ったのですが、チョイ下げしたところで今日で3連投目といわれる公的マネー買いがたびたび…結果的に大きすぎる下げとはなりませんでしたが、これ来週の決定会合まで買い支える感じなんです?

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週明けもう一段下かもと思ってますが、4月末のようなトンデモ緩和煽りがどこからともなく飛んでくる可能性は常に考えてます。緩和自体は、もう今月は「あって当然(出尽くし売り)」か「なければオワタ(失望売り)」っていうなかなか厳しい2択な空気と見てますから、飛ばし記事の内容がよほど飛んでないと前のような期待上げは無いような気がしますね。

 

さて、日経平均は5月のGDP発表や企業収益改善に伴ってまだなんとか値を保っていると言えるのですが、主要大型株に目を移すとなかなか厳しい感じです。たとえばNISA開始時にすごい人気だった武田薬品のようなところは、すでに2014年1月の安値すら割ってますね。後追いで始めた人はおろか2年間きっちり握って配当金数万円もらってた人さえこれからはトータル含み損ということで、株売り付けサイドの皆さんが当時盛んにおっしゃっていた「守って増やす非課税NISA」って一体……な感じがぬぐえません。JALあたりで優待まで売り払った人でようやく勝ちかな…という悲しい現実。

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ただ直近のNISAランキングなど見ると「ここが買い場!」と思われてかやはり武田薬品が1位になってたりするので、ブランドってやっぱり強いなって思います。すでにNISA枠持ってる人はほとんど今年分使ってしまって、新規の人も多そうですしね。

大型株投資の去年末から今年に入っての非効率性も、ぽこぺん太が「ほんとうのディフェンシブ投資」とか言っている理由の一つです。特に1000万以下の少額投資で大型株志向というなら、先物か上場済み指数ブルとベアを交互に買ってたほうがよほど安全性もあって合理的でしょう。長期投資したいなら、本当にみんなが持ち株全て投げ出したいような恐ろしい下げが来てからで十分です。

 

そうそうNISAといえば、ついに上場観測が現実化したらしいLINEあたり買う人もいらっしゃるかもしれませんが……いないか?もし周りにいらしたら興味深いですねw また明日にでもLINE上場に関する話題をまとめて書いておきたいと思ってます!

 

損益確定銘柄

4369 トリケミカル 利確1950←1939 5/30建