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2016年6月の成績と来月の見通し

またまた一週間ほどのごぶさた更新でした。ブリグジットショックの影響で下げまくった状態のPFを見ると考察のつもりが愚痴っぽい記事になってしまうかなとか、いろいろ考えてしまいちょっと時間をおいた感じです。
 
しかしあっという間に今年も上半期が終了ですね。特に先行き不透明な相場が続くと、なおさら体感時間も早く過ぎていってしまうように思います。
 
さて、まずは6月の運用成績についてですが、前半にちょこちょこと利食いを重ねていたこと、後半はキャッシュ残しつつ下値で買えたものはホールドということもあり、プラスで終わりました。
 

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年初からの累計では74万ほど。下半期にどの程度伸ばせるかは現在のPFの切り返しの程度に左右されそうですが、基本方針は今のところ変えるつもりはありません。例年、夏は大きく下げることが多く今年も参院選前後あたりにガクッとくる見通しだっただけに、英国民投票きっかけの暴落が先に来たことで逃げのタイミングが複雑になってしまいましたね。
 
「ブリグジットショック?は政治面でのビッグサプライズではあるが、経済面での影響はリーマンショックほどではない」というのが、事前予想をはずした専門家のみなさんのご意見として主なところみたいですね。個人的には僅差で残留と考えていたので投票結果はもちろん意外ではあるのですが、そもそも残留したとしてもそれで離脱派が黙ったりせずシコリが残るものと考えていたので、“リグレジット”なんて造語が言われてるのも当然かなと見ています。つまり離脱も一筋縄ではいかないと。
 
日本市場は、先週末に続いたスペイン議会選挙が無難に終わったのもあって拍子抜けというか、商い薄いなかで売る大手も不在という状況でよく戻しましたね。イギリスの内情そのものよりも、それに続く国際情勢のバタバタの有無に、機関系の人たちの注目が集まっているということなのでしょうか。
 
PFのマイナスについては、そもそも離脱派勝利で下がってもそれまでの最安値とさほど変わらなかったという…ただ、戻るにしろそれなりに時間がかかると思っていたのですが、今日の時点でほぼ24日の下げを解消。中旬の資産高値からはだいたい7%程度のマイナスまできました。4連騰という流れと今年の月初の勝ち負けが振るわないことから明日は一服されそうですが、新興が強いのはあいかわらずな雰囲気ですね。
 
正直なところ、ブリグジットサプライズの余波で指標の数字や為替との連動がグチャグチャになってしまい、すごい勢いで株価が戻したとしても果たして適正な水準なのかが全く見えず疑心暗鬼からは離れられない状況かと思います。
 
直近の出口と考えられていた参院選前に大きく仕掛けられた場合は、今月中旬の国民投票前と同じ勢いで下げたとしてもおかしくありません。7月は、よりヘッジのタイミングを慎重にうかがっていないと厳しそうです。
 
前回記事から30日までの損益確定銘柄
1459 楽天225ベア 利確13850←12900 6/24建
3167 TOKAIホールディングス カット639←680 6/10建